福岡中央銀行とふくおかフィナンシャルグループが2023年10月1日に経営統合することで基本合意した。ふくおかFGが完全親会社、福岡中央銀行が完全子会社となる株式交換を行う。両社は2023年3月をめどに最終契約を交わす予定で、統合準備委員会を設置し協議を進める。ふくおかFGは福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行を傘下に持ち、福岡中央銀が4行目となる。福岡中央銀行は中小企業専門金融機関として質の高いサービスの提供や顧客開拓に取り組む。M&Aアドバイザーとしては、経営基盤の強化や競争激化に対応するための統合は必要な戦略であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。