福岡中央銀行とふくおかフィナンシャルグループが2023年10月1日に経営統合することで基本合意した。ふくおかFGが完全親会社、福岡中央銀行が完全子会社となる株式交換を行う。両社は2023年3月をめどに最終契約を交わす予定で、統合準備委員会を設置し協議を進める。ふくおかFGは福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行を傘下に持ち、福岡中央銀が4行目となる。福岡中央銀行は中小企業専門金融機関として質の高いサービスの提供や顧客開拓に取り組む。M&Aアドバイザーとしては、経営基盤の強化や競争激化に対応するための統合は必要な戦略であると考えられる。